口臭が気になるとき、歯磨き後のうがいは何回が適切?

口臭が気になるとき、歯磨き後のうがいは何回が適切?

口臭が気になる場合でも、歯磨き後のうがいは何回もする必要はありません。フッ素入り歯磨き粉を使った後は、歯磨き粉を吐き出し、うがいをするなら少量の水で1回だけにするか、うがいをしない方法が基本です。

歯磨き後のうがいは1回までが目安

歯磨き粉に含まれるフッ素は、歯の表面に残ることで、むし歯予防に役立ちます。何度も水ですすぐと、口の中に残るフッ素が減りやすくなります。

そのため、歯磨き後は次のどちらかにします。

  • 歯磨き粉を吐き出し、うがいをしない
  • 気持ち悪さがある場合は、少量の水で1回だけ軽くうがいをする

口臭が気になるからといって、何回も強くうがいをすると、フッ素を洗い流すだけでなく、口の中が乾燥して口臭が強くなることもあります。

口臭対策では「うがいの回数」より磨き方が重要

歯磨き後のうがいを増やすだけでは、口臭の原因を十分に取り除けないことがあります。口臭の原因になりやすい舌の汚れや歯と歯の間の歯垢も、確認しましょう。

舌の表面を強くこすらない

舌の表面に白っぽい汚れが付いている場合は、舌苔(ぜったい)と呼ばれる汚れが口臭の原因になることがあります。舌ブラシなどで奥から手前へ軽く清掃しますが、強くこすると舌を傷つけるおそれがあります。

歯と歯の間も清掃する

歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れを十分に取り除けないことがあります。歯間ブラシやデンタルフロスを使い、自分のすき間に合う道具で清掃します。

口の乾燥を避ける

唾液には、口の中の汚れを洗い流す働きがあります。水分不足、口呼吸、緊張、薬の影響などで口が乾くと、口臭が出やすくなることがあります。こまめに水分をとり、口呼吸が続く場合は原因を確認してください。

マウスウォッシュを使う場合の注意点

マウスウォッシュは、歯磨き粉を洗い流すための「仕上げのうがい」とは別の製品です。使用する場合は、製品の表示にある量や方法を守り、歯磨き直後に何度も水ですすぐ使い方は避けます。

マウスウォッシュを使っても、歯垢や歯石を歯ブラシのように取り除けるわけではありません。口臭が続く場合は、マウスウォッシュで隠すだけでなく、歯や歯ぐきの状態を確認することが大切です。

うがいをしても口臭が続くときは歯科医院へ

丁寧に歯磨きや舌の清掃をしても口臭が続く場合、歯周病、むし歯、合っていない詰め物、口の乾燥などが関係している可能性があります。歯ぐきから血が出る、腫れている、歯がぐらつく、強い口臭が続くといった症状があれば、歯科医院で確認してください。

口臭の原因が口の中にあるとは限らないため、自己判断でうがいの回数だけを増やしても改善しないことがあります。

歯磨き後のうがい回数の結論

口臭が気になるときも、歯磨き後のうがいはしない、または少量の水で1回だけが目安です。何回もすすぐより、フッ素を口の中に残し、舌・歯間・歯ぐきの汚れや口の乾燥を確認するほうが、口臭対策につながります。