口臭がお酒を飲んだ翌日に気になるときの対策は?

口臭がお酒を飲んだ翌日に気になるときの対策は?

お酒を飲んだ翌日の口臭対策は、水分補給、歯みがき・舌の清掃、口の乾燥を防ぐことが基本です。飲酒後の口臭は、口の中の汚れだけでなく、アルコールによる脱水や、体内で分解された成分が息に混ざることでも起こります。

お酒を飲んだ翌日に口臭が気になる原因

主な原因は、次の3つです。

  • 口の中が乾く:アルコールには利尿作用があり、水分が不足すると唾液の量が減りやすくなります。
  • 口の中に汚れが残る:飲食後の食べかすや歯垢が、においの原因になります。
  • 体内で分解された成分が息に混ざる:飲酒後は、口の中を清掃しても一時的に酒のにおいが残ることがあります。

特に、寝ている間は唾液の分泌が減るため、飲酒後に何もケアをしないまま寝ると、翌朝に口臭を感じやすくなります。

翌朝にできる口臭対策

1. 水や無糖のお茶を飲む

起床したら、まず水や無糖のお茶で水分を補給します。口の乾燥を和らげ、唾液が出やすい状態に戻す助けになります。

一度に大量に飲むより、少しずつこまめに飲むほうが口の乾燥対策には向いています。糖分の多い飲料は、口の中に残ると別のにおいの原因になるため、口臭対策だけを考えるなら水や無糖飲料が適しています。

2. 歯と舌を清掃する

歯ブラシで歯の表面や歯ぐきの境目をみがき、歯間ブラシやデンタルフロスで歯の間も清掃します。舌の表面に白っぽい付着物がある場合は、舌ブラシなどで力を入れずに奥から手前へ1〜2回程度清掃します。

舌を強くこすると傷ついて、かえって汚れが付きやすくなることがあります。歯みがきだけでにおいが変わらない場合は、舌や歯の間に汚れが残っていないか確認してください。

3. マウスウォッシュは補助として使う

マウスウォッシュは口の中を一時的にさっぱりさせる補助になります。ただし、口臭の原因そのものをすべて取り除くものではありません。

アルコールを含む製品は、使用後に口が乾燥することがあります。飲酒後で口の乾燥が強い場合は、製品の表示を確認し、刺激の少ないタイプを選ぶ方法もあります。

4. 朝食をとり、よくかんで食べる

食事によってだ液が出やすくなり、口の中がうるおいます。よくかんで食べることも、唾液の分泌を促す方法です。

ただし、においの強い食品を食べると一時的に口臭が目立つ場合があります。人と会う予定がある日は、においの強い食品を控え、食後に歯みがきや水でのうがいを行うとよいでしょう。

飲酒した夜にしておきたい対策

翌日の口臭を抑えるには、飲み終わった後のケアも大切です。次の順番で行います。

  1. 水を飲み、口の乾燥を防ぐ。
  2. 歯みがきと歯間清掃を行う。
  3. 必要に応じて舌をやさしく清掃する。
  4. 寝る前に、口の中に食べかすが残っていないか確認する。

飲酒後に歯みがきをするのが難しい場合でも、水で口をゆすぎ、可能になったら歯みがきをしてください。ただし、飲酒したまま寝ると、口の中の汚れや乾燥が続きやすくなります。

一時的な口臭対策で注意したいこと

ガムやタブレット、香りの強い飲料は、においを一時的に隠すだけになることがあります。口臭の原因が口の乾燥や汚れの場合は、水分補給や清掃を先に行うほうが適切です。

また、ミントの香りで酒のにおいを隠しても、アルコールの影響がなくなったことにはなりません。飲酒後は、においの有無にかかわらず、車の運転や危険を伴う作業を行わないでください。

翌日も口臭が続くときの判断

飲酒後から時間がたっても口臭が続く場合、原因が飲酒だけとは限りません。歯垢や歯石、むし歯、歯周病、舌の汚れ、口の乾燥などが関係している可能性があります。

次のような場合は、歯科を受診して口の中を確認してもらいましょう。

  • 飲酒していない日にも口臭が気になる
  • 歯ぐきから出血する、腫れる、痛む
  • 歯がしみる、痛む、ぐらつく
  • 口の乾燥が長く続く
  • 歯みがきや水分補給をしても改善しない

口臭が急に強くなった、体調不良や強い吐き気などを伴う場合は、口の中以外の原因が隠れていることもあるため、医療機関への相談を検討してください。

まとめ

お酒を飲んだ翌日の口臭には、水分を補給する、歯と舌を清掃する、口の乾燥を防ぐという順で対策します。飲酒後に体内で生じた成分によるにおいは、歯みがきだけですぐ消えないこともあります。

翌日以降も口臭が続く場合や、歯ぐきの腫れ・出血がある場合は、飲酒だけが原因と決めつけず、歯科で確認しましょう。