口臭のアルコール対策は?

口臭のアルコール対策は?

口臭のアルコール対策は、飲酒をやめて水分を取り、口の中を清潔にすることです。ただし、口の中をケアしても、体内に残ったアルコール由来のにおいをすぐに消すことはできません。口臭を隠すだけでなく、時間を置くことが大切です。

アルコールによる口臭の主な原因

飲酒後のにおいには、口の中に残った酒や食べ物のにおいだけでなく、アルコールの分解で生じる成分が呼気に混ざったものも関係します。

また、アルコールには口の中を乾燥させやすい面があります。唾液が減ると、口の中の汚れや細菌によるにおいが強く感じられることがあります。

飲酒直後にできる口臭対策

飲酒直後は、次の順番で口の中の汚れと乾燥に対応します。

  1. 飲酒をやめ、水やノンカフェインの飲み物を少しずつ飲む
    水分補給は口の乾燥を和らげるのに役立ちます。ただし、水を飲んだからといって体内のアルコールがすぐに分解されるわけではありません。
  2. 歯を磨き、舌の表面もやさしく清掃する
    歯の表面だけでなく、舌に付着した汚れもにおいの原因になります。舌ブラシなどを使う場合は、強くこすらないでください。
  3. 歯間の汚れを取る
    デンタルフロスや歯間ブラシで、歯ブラシだけでは落としにくい食べかすを取り除きます。
  4. シュガーレスガムをかむ
    ガムをかむことで唾液が出やすくなり、口の乾燥対策になります。砂糖入りのガムは、むし歯予防の観点では適しません。

外出先で歯磨きができない場合は、水で口をすすぎ、シュガーレスガムを利用すると一時的な対策になります。ただし、香りの強いタブレットやマウススプレーは、においを一時的に覆うだけで、アルコール由来の呼気まで消すものではありません。

翌朝までにできる対策

翌朝も口臭が気になる場合は、起床後に水分を取り、歯磨き・舌の清掃・歯間清掃を行います。朝食を取ることや、よくかんで食べることも、唾液を出すきっかけになります。

  • 起床後に水を飲む
  • 歯と舌を清掃する
  • 歯間の食べかすを取り除く
  • 必要に応じてシュガーレスガムをかむ
  • 口の乾燥を感じる間は、こまめに水分を取る

口臭対策として、アルコールを含むマウスウォッシュを使う場合は注意が必要です。製品によっては、口の乾燥が気になる人に向かないことがあります。使用する場合は、表示された用法を守り、刺激や乾燥を感じたら使用を中止してください。

コーヒーや入浴でアルコールのにおいは消せる?

コーヒー、香辛料、ミントなどで、においの感じ方を一時的に変えることはできます。しかし、体内に残ったアルコールや呼気に含まれる成分を取り除く方法にはなりません。

入浴や運動で汗をかいても、アルコールが早く抜けるとは限りません。飲酒後の運転や危険を伴う作業は、においが弱くなったかどうかでは判断せず、行わないでください。水を飲んだり、眠ったりした後でも、体内にアルコールが残っている可能性があります。

口臭が長く続く場合の判断

飲酒していない日にも口臭が続く場合や、歯ぐきの出血、腫れ、歯の痛み、強い口の乾燥がある場合は、アルコールだけが原因とは限りません。むし歯、歯周病、舌の汚れ、口腔乾燥などが関係することがあります。

口臭が何日も改善しない、周囲から繰り返し指摘されるといった場合は、歯科で口の中を確認してもらうと原因を調べやすくなります。強いのどの渇きや体調不良を伴う場合は、医療機関への相談も検討してください。

口臭のアルコール対策で大切なこと

飲酒後の口臭には、水分補給、歯・舌・歯間の清掃、シュガーレスガム、十分な時間が基本です。口臭ケア用品は補助として使い、香りで隠せたことを「アルコールが抜けた」と判断しないでください。