口臭対策として、デンタルフロスは基本的に毎日使うのがおすすめです。歯ブラシだけでは歯と歯の間の歯垢や食べかすを十分に取り除きにくく、残った汚れが口臭の原因になることがあるためです。
ただし、デンタルフロスだけで口臭が必ずなくなるわけではありません。舌の汚れ、歯周病、むし歯、口の乾燥などが原因の場合は、別の対処や歯科医院での確認が必要です。
口臭対策にデンタルフロスが毎日必要な理由
デンタルフロスは、歯ブラシの毛先が届きにくい歯と歯の間を掃除する道具です。歯間に残った歯垢は時間がたつと細菌が増え、においの原因になることがあります。
歯と歯の間の汚れは、1日1回の清掃でも取り除く効果が期待できます。そのため、毎日の歯みがきに加えて、1日1回デンタルフロスを使う方法が基本です。
デンタルフロスの正しい使い方
口臭対策では、歯間に通すだけでなく、歯の側面に付いた汚れをこすり取ることが大切です。
- 約40cmを目安にフロスを切り、両手の指に巻き付けて使いやすい長さにします。ホルダータイプはそのまま使用できます。
- 歯と歯の間に、力を入れすぎずゆっくり通します。勢いよく入れると歯ぐきを傷つけることがあります。
- 歯の側面に沿わせて、フロスをC字型にします。
- 歯ぐきの境目まで動かし、片方の歯の側面を上下に数回こすります。
- 同じ場所で反対側の歯の側面も掃除します。
- すべての歯間で、汚れていない部分を使いながら繰り返します。
使用後のフロスににおいが付く場合は、その場所に汚れや細菌がたまっていた可能性があります。何日も同じ場所で強いにおいがする場合や、出血・腫れ・痛みがある場合は、歯ぐきの状態を歯科医院で確認してください。
毎日使えない場合はどうする?
毎日続けるのが難しい場合でも、できる日から始めることに意味があります。ただし、口臭対策を目的にするなら、数日に1回よりも毎日1回の習慣にするほうが歯間の汚れをためにくくなります。
フロスが通しにくい場合は、無理に押し込まないでください。歯間のすき間が広い場合は歯間ブラシのほうが使いやすいことがあります。歯間ブラシはサイズが合わないと歯ぐきを傷つけるため、初めて使う場合やサイズに迷う場合は歯科医院で相談すると安心です。
口臭が続くときに確認したい原因
毎日フロスを使っても口臭が続く場合、歯間の汚れ以外に原因がある可能性があります。
- 舌の表面に白っぽい汚れが付いている
- 歯ぐきの腫れ、出血、口の中のねばつきがある
- むし歯や歯周病がある
- 口が乾きやすい
- 入れ歯やマウスピースの清掃が不十分である
舌の汚れは、舌ブラシなどで強くこすりすぎないようにやさしく清掃します。歯ぐきからの出血や腫れ、痛みが続く場合、または口臭が改善しない場合は、自己判断でフロスの回数だけを増やさず、歯科医院で原因を調べてもらいましょう。
口臭対策としての結論
デンタルフロスは、口臭対策として毎日1回使うのが基本です。歯ブラシでは届きにくい歯間の汚れを取り除くことで、汚れが原因の口臭を防ぎやすくなります。
ただし、口臭の原因が歯周病や舌の汚れ、口の乾燥などの場合は、フロスだけでは改善しません。まずは歯みがきとフロスを毎日の習慣にし、出血や腫れ、強いにおいが続くときは歯科医院を受診してください。







